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ホーム在宅酸素療法バイブル-4(在宅酸素療法までの流れ)

 在宅酸素療法までの流れ

在宅酸素療法の始め方

在宅酸素療法を始めるとしたら、どんな手順でどんなことが始まるのだろう……。COPDが進行して呼吸不全になり、かかりつけ医から「在宅酸素療法をしましょう」といわれた鈴木さん(仮名)のケースをご紹介。

 【ステップ-1 かかりつけ医とじっくり相談】
いきなり「在宅酸素療法を」といわれてもわからないことだらけです。効能や費用、使う器具の種類、外出時、停電など緊急時の不安など、かかりつけ医に相談したところ、器具のカタログを持ち出していろいろ説明してくれました。器具提供のほか、月1回のメンテナンスと24時間サポートがあることもわかりました。※実際のサポート内容は、酸素供給器業者やプランによって異なります。かかりつけ医に確認してください。

 

 【ステップ-2 酸素供給業者から自宅に電話連絡】
その夜、酸素供給業者から直接電話がかかってきました。搬入日のほか、家族構成や設置する部屋の広さ、コンセントなどのことを尋ねられました。

 【ステップ-3 設置日、設置場所を決定】
妻と相談して酸素供給器などを置く部屋と、搬入の日時を決め、準備をしました。寝室に置く人も多いそうですが、鈴木さんは日中過ごす居間にしました。

 

 

【ステップ-4 機器の搬入、設置】
3日後、酸素供給器が業者から搬入、設置されました。「酸素供給装置って、思っていたよりも大きいな」という印象です。

 

 

【ステップ-5 酸素供給装置の取扱説明を受ける】
担当者の誘導で酸素供給装置を動かし、加湿器に精製水を入れ、カニューラをつけて酸素を吸ってみました。使いながら1時間ぐらいかけてしくみや機能について説明を受けました。また医師の指示書に沿って睡眠時や入浴時の酸素流量もチェックし、精製水やフィルター交換についても話を聞きました。点検や定期点検の内容や周期、火の扱いに注意することや故障時などの対応についても説明を受けました。

 

 

【ステップ-6 携帯用ボンベを使って外出してみる】
ひと通りの説明を受けたあとは、担当者に同行してもらい外に出て歩いてみました。携帯用ボンベを実際に使ってみることで、いつでも使えるという安心感が生まれました。

 

 

【ステップ-7 2回目のメンテナンス訪問を受ける】
1か月後、再び業者の担当者がメンテナンスのために訪れました。酸素供給器がきちんと作動しているか15分ぐらいかけて点検したあと、カニューラの汚れもチェックしてくれました。