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ホーム在宅酸素療法バイブル-2(在宅酸素療法の保険適用基準)

 在宅酸素療法の保険適応基準

適応となる主な疾患

在宅酸素療法(HOT)の保険の適用基準は、動脈血酸素分圧が55torr以下の者、および動脈血酸素分が60torr以下で睡眠時または運動時に著しい低酸素血症をきたす者であって医師が在宅酸素療法を必要であると認めたものとされています。
なお、チアノーゼ型先天性心疾患、肺高血症および末期医療における症状緩和については医師の判断で保険を適用することができます。

保険適用の必要条件について

 【必要条件】
■症状が安定している(1ヶ月以上)
■在宅酸素療法(HOT)を十分に理解していること
■定期健診(往診可)が受けられる

当初は入院して、在宅酸素療法に用いる装置に慣れると共に、適切な指導や処方を受けることが望ましいとされます。入院せずにHOTを始める場合は、主治医や、看護婦、機器提供業者に十分理解するまで説明を受けるようにしましょう。

在宅酸素療法適応基準のまとめ

在宅酸素療法の医療保険が適用される上で、医学的条件と社会的条件の 2つが満たされていなければなりません。

  【医学的条件(適応となる主な疾患)】
①チアノーゼ型先天性心疾患の場合
②高度慢性呼吸不全例の場合
③肺高血圧症の場合
④慢性心不全の場合

  【社会的条件】
①患者および家族が在宅酸素療法の必要性を理解していること。
②長期間にわたり自宅で治療あるいは介護が可能なこと。
③定期的な通院が可能なこと。(往診可)
④酸素機器の管理が継続的にできること。
⑤緊急時、医療機関への連絡ができること。
⑥介護者および家族が患者の病状を把握し協力が得られていること。
⑦禁煙が完全に守られていること。